CASE.3
これぞ横須賀!どぶ板通り商店街で独自文化を体感
江戸の幕末から軍港としての役割を担ってきた横須賀は、米海軍や海上自衛隊の存在感が際立つ海軍の街です。異国情緒あふれる横須賀の雰囲気を感じられる場所といえば、多くの海兵たちがこよなく愛するどぶ板通り商店街です。
どぶ板通り商店街
どぶ板通り商店街は、京浜急行汐入駅から米海軍基地までの間にある商店街のことです。正式名称は横須賀本町ですが、明治時代にはどぶ川が流れていたことからどぶ板通り商店街と呼ばれるようになりました。汐入駅から1〜2分も歩くと、英語の看板を掲げた個性的な店が立ち並ぶどぶ板通り商店街が目に入ります。ミリタリーショップやグルメショップを見ながらブラブラと歩いているだけで、ちょっとした海外旅行気分に浸れるのがこの商店街の特徴です。横須賀は日本におけるジャズ発祥の地ということもあり、ジャズ喫茶やジャズバーなどが多い街です。そのため、ジャズの模様がほどこされた道路の排水溝など、どぶ板通り商店街にもジャズの要素をうかがわせる演出がさりげなくちりばめられています。
どぶ板通り商店街で横須賀グルメ
僕のお気に入りレストラン、「TSUNAMI」は観光客だけでなく地元の人にも愛されるお店。横須賀グルメは「ネイビーバーガー」「海軍カレー」、「ヨコスカチェリーチーズケーキ」のボリューム満点メニューが勢ぞろい。は5000円以上するんですが意外と人気メニューで、実は僕もリピーターです。「第7艦隊バーガー」と言われたら、軍艦好きとしては頼むしかないです。そして食べてみると美味い、という。笑 店内は外国人も多く集まるためビリヤードやダーツがあり、一歩入ればそこはもうほとんどアメリカです。
■TSUNAMI
https://www.navyburger.com/
入っていいのか思わずためらってしまうようなレトロすぎる外観の「ヒデヨシ商店」は、簡単なつまみを酒のアテにしながら立ち飲みできる酒屋で、地元の人や観光客でいつも賑わっています。店内に入ってまず驚くのが、商品棚や天井などに貼り付けられている1ドル札の数々。海兵が店を訪れた証として1ドル札に名前や故郷、船名などを書いて貼り付けていくのが習慣になってるんですね。
夜になるとディープな雰囲気に大変身
夜のどぶ板通り商店街にネオンがともりはじめると人も徐々に増え、昼間とは違う雰囲気がただようリトルアメリカへと街が様変わりします。仕事終わりの軍人や米兵が基地から出てきて、あちこちから英語が聞こえます。異国の海軍の街ならではのワイルドな夜の街並みは、歩いているだけでも横須賀のディープな部分にどっぷり浸かった気分になれること間違いなしです。初めてどぶ板通りを歩いてみる人はこのサイトをチェック!お店情報がなんでも載ってます。
■横須賀本町 どぶ板通り商店街 webサイト
https://dobuita-st.com/